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BRIAN JONESTOWN MASSACRE / Bout Des Doigts

BJMの10インチのレコードを買って聴く。耳に残るギターの後に少し抑えめなテンポだけど割としっかりしたリズムが乗ってきて気持ちいい。ボーカルはお得意の気だるい女の人。タンバリン。まさにBJMという感じで最高。

そしてレコードをひっくり返し聴くと…また同じ曲が…。曲名は違う。多少戸惑いながらも聴く。けどまあいいか、かっこいいから!

あまり気にしなかったけど"Bout De Doigts"の方はFriederike Bienertってフランスの女性がフランス語で歌ってるよう。この人はBJMの他の曲でも歌っていてどれもいいです。

もう一方の"Fingertips"で歌っているのはTess Parks。Tess ParksはBJMのAntonとの共作も多く、ソロ作品も最高のブルースサイケなのでまたそのうち書きます。上の動画が"Bout De Doigts"でこの下が"Fingertips"

 

同じ曲を曲名を変えて違う女性ボーカルに歌ってもらい10インチでリリースするとかAntonはやはりクレイジーなやつ。

どちらもいいけど個人的には"Bout De Doigts"がいいかなと。ボーカルだけでなく何となく楽曲全体がまろやかになっているような。MIX変わってる?気のせい?狙ってるのかわからないけどそんな聴き方をしても面白い1枚かと思います。Anton恐るべし。

ちなみにFriederike BienetはThe Rockandysというバンドに所属してるよう。

 

BJMは関連アーティストも含めていい曲やアルバムがあり過ぎるので気が向いたら色々書いていきます。